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おまとめローン利用時に知っておくべき事と各社の商品を比較
複数の金融機関から借入れを行っている人にとり、最終手段ともいわれる「おまとめローン」。
金利の低い金融機関に借り換えることで、返済額を減らすことが出来ます。また、支払日も一本化されることで精神的なプレッシャーからも逃れることが出来るでしょう。
しかしながら、おまとめローンは正しい使い方をしないとかえってデメリットを生じてしまうこともあるということをご存知でしたでしょうか?
このページでは、おまとめローンの基本的知識と利用にあたっての注意点、おすすめのローン商品などを紹介していきます。
目次
※ページ内の該当箇所にジャンプします。
・おまとめローンとは?その特徴と種類
・おまとめローンのメリット
・おまとめローンのデメリットと注意点
・おまとめローンの審査について
・その他おまとめローンに関するQ&A
・金利などおまとめローンスペック比較表
・おまとめローン口コミ人気おすすめランキング
・まとめ
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おまとめローンとは?その特徴や種類
おまとめローンとは、複数の金融機関から借りていたお金の残債を1社の金融機関に一本化するローン商品になります。
各社バラバラだった金利を、より低い金利の会社にまとめることで利息が減り、毎月の返済額が下がるという仕組みです。
おまとめローンを提供しているキャッシング会社の一つである、アローの下記の図をご覧いただけるとわかりやすいでしょう。
既に複数の会社からお金を借りていている時に活用します。
「おまとめローン」の種類
おまとめローンを提供している金融機関は、大きく消費者金融(ノンバンク系)とクレジットカード会社(信販系)、銀行の3種類に分かれます。
それぞれの特徴としては次の通りです。
ノンバンク系おまとめローンの特徴
・審査時間が短い
・審査が甘め
・金利が高め
・総量規制(借りられるのは年収の3分の1まで)の対象外
・結果的に支払い利息の減額に成功するケースが多い
信販系おまとめローンの特徴
・審査時間が短い
・審査が厳しめ
・金利が低め
・総量規制(借りられるのは年収の3分の1まで)の対象外
銀行系おまとめローンの特徴
・審査時間が長い
・審査が厳しめ
・金利が低め
・支払い利息が逆に増えてしまうケースが多い(デメリットの欄で記載します)
もちろん、各種類でも提供している会社によりサービス内容は異なります。また、保証人や担保の有無によっても大きく違いがあります。あくまでも目安として参照ください。
おまとめローンのメリット
おまとめローンを利用して得られるメリットは、大きく次の3点になります。
各社バラバラだった金利を、より低い金利の会社に1本化することで、毎月の返済額を減らすことが出来ます。
上述したアローの事例を再度説明すると次のようになります。
おまとめローン利用前の状況
借入残高 | 実質年率 | 毎月の返済額 | |
---|---|---|---|
A社 | 500,000円 | 25.0% | 15,000円 |
B社 | 400,000円 | 28.0% | 13,000円 |
C社 | 600,000円 | 25.0% | 18,000円 |
3社合計 | 1,500,000円 | 46,000円 |
おまとめローン利用後の状況
借入残高 | 実質年率 | 毎月の返済額 | |
---|---|---|---|
アロー社 | 1,500,000円 | 15.0% | 36,000円 |
毎月の返済額が10,000円減額
もちろん、おまとめローンによる借り換えを行う場合は、契約中のローン会社の金利より低い金利のローンを選ぶことが前提となります。
例えば3社から借入れを行っていた場合、毎月の支払日が3回来るため、手続きが煩雑になり、精神的なプレッシャーも大きくなります。
これに対し、おまとめローンで1本化することで、毎月の支払いが1回で済むようになり、精神的な負担を減らすことが出来ます。
おまとめローン利用前 | おまとめローン利用後 | |
---|---|---|
支払日 |
A社 5日 |
D社 15日のみ |
複数の会社から借金をして返済が厳しくなった場合、取るべきもう一つの選択肢として債務整理があります。
債務整理とは法律を使って借金を整理する方法で、次の4つの手段があります。
・任意整理
・特定調停
・個人再生
・自己破産
債務整理を行うことで、借金を減らす、もしくはゼロにすることが出来るのですが、その代償として「信用情報」に傷が付くことになります。
「信用情報」とは、ローンの申込みをした際、金融機関が審査時にチェックするデータベース。
つまり、「信用情報」に傷が付くということは、以降はお金を借りることが出来ないということになるのです。
家や車を購入する際などはローンを組む必要が出てきますが、このような局面で組めなくなるということは、これからの人生において大きな支障となるでしょう。
おまとめローンのデメリットと注意点
それでは、おまとめローンはいいことづくめかというとそうではありません。あくまで正しい使い方をした場合において、メリットの効力が出てきます。
ここでは、おまとめローンに潜むデメリットを3点お伝えいたします。利用する際の注意点ですので、ご参照ください。
おまとめローンを利用して金利が下がり、毎月の返済額が減額する。実はそこにはリスクも潜んでいます。
毎月の返済額が減るということは、完済するまでの期間が延びるということであり、最終的に支払う利息が増えてしまう可能性があるということです。
金利が下がって、支払い総額が増える事例
おまとめローン利用前 | おまとめローン利用後 | |
---|---|---|
金利 | 15% | 12% |
返済期間 | 3年 | 5年 |
毎月返済額 | 104,000円 | 66,000円 |
総返済額 | 3,740,000円 | 3,980,000円 |
特に銀行カードローンの多くは、「借入残高に応じて最少返済額が増減する」という方式を採用しています。そのため、銀行のおまとめローンを利用するとこの傾向がより顕著になるのです。
逆に、消費者金融のおまとめローンにおいては、「借入直後の残高に応じて最少返済額が変わる」方式を採用しています。
そのため、借入れから完済まで最少返済額が変わることはありません。
この場合の対処法としては、利用前より返済期間を延ばさないことです。最小返済額以上の支払いを毎月行うことで、返済期間は短縮し、結果的に支払い利息総額も減額につなげることが可能です。
おまとめローンを借りる前に必ず、返済シミュレーションを行い、ベストな毎月の返済額と返済回数を確認するようにしましょう。
上述したように、何もわからず支払い続けて、「最終的にはおまとめローン利用前よりもたくさんの利息を支払ってしまっていた」ということは避けたいところです。
返済シミュレーションは、各金融機関のホームページに設置されていることが多いです。
ここでは、おまとめローン商品も提供している「中央リテール」の返済シミュレーション機能をおすすめいたします。
各社の債務が150万円や200万円など高額だった場合、おまとめローンを提供する金融会社が返済能力を考慮し、一部の借り換えしか許可しないケースもあります。
そうなると、トータルで返済額がさほど変わらず、却って支払い回数が増えて手間になるだけということも。
「一部の借り換えのみ」と判断された場合も、返済シミュレーションを行い、総合的に得か損かを判断する必要が出てきます。
A社、B社、C社で借入れていた債務をD社に一本化することで、債務ゼロになったA社から再度、融資を受けることが出来てしまいます。
そこで意志が弱い人は、完済したA社、B社、C社に再度お金を借りて、結局は借金の総額が増えてしまったというケースも少なくありません。
このような人は、いくらおまとめローンを利用しても借金生活から抜け出すことは出来ないでしょう。
そのための防止策としては次の3点が考えられます。
クレジットカードで借りている場合は解約する
完済出来た会社のクレジットカードは解約し、これ以上使えないようにします。
「貸付自粛制度」を利用する
貸付自粛制度とは、日本貸金業協会が設けている制度で、一定期間(約5年)新たな借入れが出来ないように金融機関で制限をかける仕組みです。
この制度に申し込むことで、各消費者金融会社からの借入れが不可能になり、どんなに意志の弱い人でもこれ以上借入れを増やすことはなくなります。
申込み手順や詳細に関しては、日本貸金業協会ホームページ内の貸付自粛制度の手続き方法をご参照ください。
債務整理の手続きを行う
債務整理をすることで、債務を減額、もしくはゼロにすることが可能になります。但し、今後、お金を借りることは出来なくなります。
おまとめローンの審査について
おまとめローンを利用するには、審査に通過する必要があります。
お伝えしたように審査の厳しさの順位としては次の通り。銀行が最も厳しく、消費者金融が最も甘いということになります。
【1】銀行
【2】信販系
【3】消費者金融
ここでは、おまとめローンにおける審査ポイントについてお伝えいたします。
他社の借り入れ件数と債務状況
会社にもよりますが、「借入れが4社以上に渡っている場合は、融資が難しい」と判断されるのが一般的です。
金融機関は信用度が高まれば、融資限度額を引き上げてくれるのが通常です。
そのため、1社ではなく複数社から借入れを行っているということは、1社あたりの信用度が高くないと判断されてしまうのです。
金融機関はこのような視点でチェックをしますので、普段から借入れを行う際も、出来るだけ借入先を増やさないようにしましょう。
但し、消費者金融の中には、ユーファイナンスのように、4社以上の借入れがあっても、審査を行ってくれる会社もあります。
直近の他社への借入れ申し込み状況
短期間に複数の会社に融資の申込みを行うことを、「多重申込み」と呼びます。
このような行為は、金融期間からすると、「お金に相当困っている」とみなされ、申込みブラックの要注意人物として信用情報に傷がついてしまうのです。
信用情報に傷が付く目安としては、1か月内に3社以上。
軽い気持ちでたくさんの金融機関に申し込まないようにしましょう。
個人信用情報における事故情報
個人信用情報に事故情報が掲載されている場合は、当然ながら審査に通ることが厳しくなります。
一度事故情報が載ると、5〜10年はブラックリストとして扱われてしまうので要注意です。
特に気を付けたい事故情報は次の通りです。
・3ヶ月以上の延滞
・不払い(踏み倒し)
・債務整理
但し、こちらも消費者金融の中には、多少の事故情報であれば目をつむってくれる会社も少なくありません。
収入と勤続年数
返済能力があるかどうかも重要なポイント。
公務員や正社員であれば特に信頼度は高まります。アルバイトやパートであっても安定した収入があれば審査対象になります。
この場合、収入以外に勤続年数も審査の対象になります。
少なくとも1年間の勤務は最低ラインであり、消費者金融では3ヶ月や半年をボーダーラインにしている所が多いです。
その他おまとめローンに関するQ&A
おまとめローンに関して、気になる点をまとめています。
専業主婦でも「おまとめローン」は利用出来る?
おまとめローンは収入があり、返済能力があると認められる人に利用資格があります。
そのため、収入のない専業主婦がおまとめローンの融資を受けるのは難しいです。
対策としては、返済能力のある旦那さんに相談し、旦那さん名義でおまとめローンを利用することが出来ます。
他社で延滞中でも「おまとめローン」は利用出来る?
先述したように、延滞が3ヶ月続くと個人信用情報のブラックリストに入ります。
おまとめローンを利用するのであれば、そうなる前に融資を受ける必要があります。
金利などおまとめローンスペック比較表
ノンバンク系のおまとめローン(借り換えローン)の中で、金融庁登録済の正規消費者金融の中からおすすめの商品をまとめています。
各項目を一覧にしていますのでご参照ください。(五十音順)
年利 | 融資額 | 審査時間 | 返済期間 |
担保 |
エリア | |
---|---|---|---|---|---|---|
アロー | 15.00〜19.94% | 〜200万円 | 最短45分 | 最長10年 | 原則不要 | 全国 |
いつも | 5.8〜18.0% | 1万〜300万円 | 最短45分 | 最長10年 | 不要 | 全国 |
エース | 7.0〜20.0% | 10万〜100万円 |
10日〜 |
最長5年 | 不要 | 全国 |
関東信販 | 13.98% | 50万〜200万円 | 最短即日 | 最長2年 | 不要 | 全国 |
JFC | 5.86〜15.0% | 300万〜5億円 | 3〜7日 | 最長10年 | 不動産 | 全国 |
中央リテール | 10.95〜13.0% | 〜500万円 | 最短翌日 | 最長10年 | 不要 | 関東 |
つばさコーポレーション | 15.00%以下 | 50万円〜 | 1週間 | 最長30年 | 不動産 | 全国 |
日宝 | 4.0〜9.9% | 50万〜5億円 | 7日以内 | 最長30年 | 不動産 | 全国 |
フクホー | 7.30〜20.00% | 5万〜200万円 | 最短即日 | 最長10年 | 不要 | 全国 |
ユーファイナンス | 7.3〜15.0% | 100万〜700万円 | 1〜2時間 | 最長10年 | 不要 | 関東 |
不動産を担保にしている商品がありますが、こちらの特徴として、限度額が高額で金利も低く抑えられている傾向があります。
おまとめローン口コミ人気おすすめランキング
上記でご紹介したキャッシングサービスはいずれも質の高い商品を提供しています。
ここではさらに絞り込み、商品スペックや口コミ情報をベースにランキング付けを行っています。
無担保型と不動産担保型に分けていますのでご参照ください。
無担保型ランキング
ユーファイナンス 最大限度額700万円まで融資を実行 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
・ビッグローン(貸金業法に基づく借換ローン)の商品を提供
|
|||||||
|
いつも 高知県発祥で20年以上の営業実績 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
・貸金業法に基づくおまとめローンの商品を提供
|
|||||||
|
不動産担保型ランキング
つばさコーポレーション 不動産担保ローンに特化し、大口融資を実施 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
・低金利で1本化出来る、不動産担保ローンを提供
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|||||||
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日宝 「迅速・的確・誠実」をモットーに30年以上の実績 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
・低金利で1本化出来る、不動産活用ローンを提供
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|||||||
|
JFC 20年以上の実績を持つ大口融資専門ローン | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
・おまとめローンとしても使える、個人向け不動産担保ローンを提供
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まとめ
おまとめローンと聞くと、「1本に低金利でまとめられるためお得になる」と単純に考えてしまいがちです。しかし、ご覧いただくと、中には最終的に損をしてしまうケースもあるということがおわかり頂けたことと思います。
そのためには「おまとめローン」会社選びと想定シミュレーションをしっかりと慎重に行わなければいけません。
さらに、「自分は意志が弱い」と感じる方は、債務整理という選択肢もあるのです。
大きなお金が動くわけですから、ベストな選択肢を見つけて、状況が改善することを願っています。
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